小笠原を訪れる方へ
For Visitors

小笠原を応援したいあなたへ

島外にいながら、世界自然遺産を守る取り組みに参加する方法があります。

小笠原ネコプロジェクト

小笠原では、飼いネコが野生化した「ノネコ」によって、野生動物が食べられていました。そこで、島の人々が立ち上がり、東京都獣医師会の協力を得て、ノネコを捕まえて人に馴らし、内地で家族として迎えてもらうプロジェクトを進めました。その結果、絶滅に瀕していた小笠原固有のアカガシラカラスバトが劇的に増えるなど、大きな成果が出ています。

現在もノネコの捕獲を進めており、新しい飼い主さんを探しています。

詳しくは、以下のホームページをご覧ください。

小笠原ネコプロジェクトHP
https://www.ogasawaraneko.jp/

小笠原村ふるさと納税

小笠原村では、小笠原諸島の豊かな自然を人類共通のかけがえのない財産として誇りに思い、後世に残していくとともに、「ずっと住みつづけたい村」、「もう一度行きたい村」を目指して、魅力あるむらづくりに努力しています。

ふるさと納税の使い道のひとつに「世界自然遺産など環境保全の推進に関する事業」があります。小笠原村のむらづくりのために、全国の多くの皆様からの応援をお待ちしています。

詳しくは、小笠原村HPのほか、各種ふるさと納税サイト等をご覧ください。

小笠原村HP
https://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/furusato/

その他、クラウドファンディング等

これまでに、絶滅の危機に瀕した固有の鳥、オガサワラカワラヒワの保全のためのクラウドファンディングなど、小笠原に関するクラウドファンディングが各種行われてきました。

不定期の実施ではありますが、共感・賛同できる事業を見つけた際は、ぜひご協力をお願いします。

詳しくは、各種クラウドファンディングサイト等をご覧ください。

都立動物園・水族園でのマイマイ飼育

小笠原世界自然遺産の重要な価値の一つである陸産貝類。

しかし、外来プラナリアの侵入等により、生息状況が悪化し続けています。

環境省では、小笠原世界遺産センターにおいて、固有陸産貝類の生息域外保全に取り組んでいます。一方、貴重な生き物を1カ所で飼育することは、例えば事故や災害、感染症等により全滅してしまう可能性があり、管理上のリスクが非常に大きいのです。

2017年9月、公益財団法人東京動物園協会の協力の下小笠原世界遺産センターで飼育している固有陸産貝類のうち、アナカタマイマイを恩賜上野動物園と多摩動物公園に、カタマイマイを井の頭自然文化園、葛西臨海水族園に移送し、都の4園での分散飼育が始まりました。

2021年からは各園での生体展示も始まり、井の頭自然文化園ではカタマイマイを、恩賜上野動物園、葛西臨海水族園および多摩動物公園ではアナカタマイマイを展示しています。

一見地味ではありますが、都内動物園・水族園で小笠原のカタツムリが飼育されている意味を来園者のみなさんに知ってもらうことが保全への第一歩になります。

詳しくは以下のページをご覧ください。
https://www.tokyo-zoo.net/conservation/endangered.html

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