小笠原世界遺産センターについて
About Ogasawara World Heritage Centre

施設情報

遺産センターの紹介

小笠原世界遺産センターは、世界遺産としての小笠原諸島の価値や取組を紹介し、保全管理を行う拠点として2017年(平成29年)5月に開館しました。
施設内は機能毎に部屋が分かれており、展示ホールと多目的室を一般に公開しています。
また、保護増殖室のガラス窓からは、貴重なマイマイ(カタツムリ)やハンミョウを観察することができます。

小笠原世界遺産センター館内ガイド

きのすけとべにひめ

小笠原世界遺産センター公式オリジナルキャラクター。2022年(令和4年)に一般の方々から名前を募集し、「きのすけ」、「べにひめ」と名づけられました。

べにひめ

種:クチベニカタマイマイ
性別:一応♀
性格:好奇心旺盛
好きな食べ物:フルーツ

きのすけ

種:キノボリカタマイマイ
性別:一応♂
性格:恥ずかしがり屋
好きな食べ物:野菜


展示ホール

展示ホールでは、世界遺産の価値となっている固有の生き物やその生態系、それらを守るための取組を紹介しています。また、実物大のアホウドリの人形や本物の殻を使ったマイマイフィギュア、実際の資材をを使ったグリーンアノール防除柵のレプリカも展示しています。メッセージボードもあるので、来館記念に一言書くこともできます。

展示ホール

多目的室

多目的室では、映像展示や講演会、写真展などを開催しています。また、会議室や打合せスペースとしても利用できます。

多目的室

保護増殖室

保護増殖室では、小笠原の希少なマイマイやハンミョウの保護増殖を行っており、飼育風景をガラス越しに見学できます。一部のマイマイとハンミョウは生体展示を行っているので、ここでしか見ることのできない貴重な生き物を間近に見ることができます。


動物対処室

動物対処室では、小笠原独自の生態系を保全することを目的に獣医師が常駐し、野生生物の保護やペットの適正飼養の指導を行っています。

動物対処室内観

検査・処置室

検査・処置室は、外来種を他の島に持ち込まないよう、対策事業で使用する資材や機材の点検や消毒、野生復帰を行う希少種の飼育場所として利用されています。冷凍室や燻蒸室でクリーンな状態になった資材類は、隣接するクリーンルームに保管されています。


足洗い場

世界遺産センターの外にある足洗い場は、トレッキングシューズなどの泥落としをするために設けられており、自由に使うことができます。受付で蛇口の鍵とたわしを貸出しているので、利用を希望する方はお声がけください。
小笠原の在来種を外来種の脅威から守るため、アクティビティの活動前後や母島に行く際は、泥を落としにご協力お願いいたします。

足洗い場
MAP
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